2011年3月31日木曜日

Japan - J.League XI (2)


2011.03.29 19:20
東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
( Charity match for those affected by the earthquake and tsunami )


大阪長居スタジアム 40,613人

日本代表 - Jリーグ選抜 2:1 (2:0)

1-0 ('15) 遠藤 保仁 Endo
2-0 ('19) 岡崎 慎司 Okazaki
2-1 ('82) 三浦 知良 Miura




1st half
最初に見せ場を作ったのはJリーグ選抜。ゴール正面でボールを受けた佐藤寿人のシュートが、GK川島のファインセーブに阻まれる。しかし先制したのは日本代表。15分、ペナルティーエリア手前でFKのチャンスを得ると、これを遠藤が急激に沈む見事なシュートを決めてみせる。
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追加点はその4分後。相手のパスをカットした本田圭が、中澤と闘莉王の間にスルーパス。すぐさま岡崎が反応してディフェンスラインの裏を抜け出し、GK楢崎と1対1になると冷静にボールを浮かせてネットを揺らした。
この岡崎による2点目は、まさに3-4-3のシステムが効果的に機能して生まれたゴールであると言えよう。前線が3枚となり、しかも両サイドでのパス交換の選択肢が増えたことで、攻撃時における流動性と縦への推進力が格段に増して、次から次へとゴール前に選手が顔を出すようになる。Jリーグ選抜が連係不足だったことを差し引いても、前半での日本の新システムは、少なくともオフェンス面においてそれなりに機能していたと判断してよいと思う。
Japan (20110329 - J.League XI ) のフォーメーション
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2nd half
後半、日本代表は8名、Jリーグ選抜は4名、合計12名の選手が入れ替わった。選手交代のアナウンスが終わったのは、後半キックオフから3分25秒後。システムは両チームとも前半と同じだが、後半の日本代表はあまりにも陣容が変わってしまったため、攻撃時における流動性と縦へのスピードは、すっかり影をひそめてしまった。むしろ、後半から投入された中村俊輔の精度の高いキックがアクセントとなって、Jリーグ選抜が相手陣内に攻め込む時間帯が長くなっていく。
Japan - 46 min. (20110329 - J.League XI) のフォーメーション
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62分今野に代えて岩政を入れたとこで4バックに変更ですね。
Japan - 61 min (20110329 - J.League XI ) のフォーメーション
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やがて試合はこう着した状態に入り、カズの出場(後半17分)で会場が沸き、さらにベガルタ仙台所属の関口訓充の惜しいシュート(同29分)にスタンドからため息がもれたりするものの、このまま日本代表の完勝で終わりそうな気配が漂い始める。

そこに華試合らしく、派手な花火を打ち上げてくれたのが、今年44歳のカズであった。後半37分、GK川口能活のロングフィードを闘莉王がヘッドで落とし、これを抜け出して拾ったカズが、右足ワンタッチで冷静にゴールに流し込む。


◆試合後の内田篤人(シャルケ04/ドイツ)のコメント。
第一歩としての手応えはある sportsnavi.yahoo.co.jp

(三浦のゴールについて)僕はキング・カズにあこがれてサッカーを始めたんで、目の前で見れてすごくうれしかったし、こういう舞台でやっぱり点を取る人だなと思います。カズダンスはカッコ良かったですね、敵ながら。すごい見ていました、ずっと。

(新布陣は)結構はまったと思います。本田さんも下がらずに済んでいたし、うまく僕と長友さんがバランスを取って、ボールを前でカットできるというか、インターセプトが多かったんじゃないかな。ボールを取ってすぐ攻撃に移れていたんで、狙いはできていたんじゃないかと思う。でも、まだまだだし、これからもっと良くなると思います。初めてやってこれなんで。もちろん、(相手の)皆さんは(練習ができなくて)動いてなかったと思いますけど。でも、しっかり技術があって(ボールを)回せる人たちだったんで、その中でも切り替えがうまくできていた。まだまだやればオプションも増えると思います。第一歩としての手応えはあります
jsgoal.jp

一生懸命やるだけであとは見てくれる人の受け取り方ということだったので、そんなに難しく考えずにプレーしました。

(代表としては強化という意味合いを持っていました。今回のプラスになったことはありますか?)
サッカーだけ考えれば、新しいシステムを試せたのもあるし、選手もみんな出れたのでアピールできる時間があったのは良かったと思います。今日についてはうまくいったのですが、相手によっては巧くいかないこともある。ただそんな短い時間で完成させようとは思っていないと言うか…もちろんできるだけ早くとはおもいますけど、たくさん失敗して文句を言い合ってやればいいと思います。両方のシステムが出来るのは幅も広がるし能力もあるので、いろいろチャレンジしたいなと思います。

(日本で久しぶりにプレーをして感じたことは?)
また帰って来てしっかりプレーしたいと思います。

(改めて被災地の方へのメッセージを)
サッカーで何ができるかわからないけど、少しでもサッカーを通じて人が動いてくれれば、みんなで協力するので、大変だとは思うのですがなんとか頑張って欲しいと思います。欧州の人たちに向けて無理に大丈夫とか元気とか言わなくても良いと思っています。被災した人たちの現状をしっかり伝えていければと思っています。

(新井場選手とのマッチアップを楽しみにしているということでしたが)
左右なので、鹿島でずっと対戦することがなかったので、胸を借りるつもりで一生懸命やらせてもらいました。感想?ボールがとれないな、うまいな、って思いました






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