2011年3月23日水曜日

新監督就任会見3/21

21日に正式就任したラングニックの会見
Rangnick: Ich werde hier sofort gebraucht / 21.03.2011 - schalke04.de
Rangnick: I'm needed here now / 21.03.2011 - schalke04.com (英語版)
Videoarchiv - schalke04.de
  21.03.2011 Ralf Rangnick und Horst Heldt: Beweggründe und Emotionen
  21.03.2011 Manager und Trainer über Kaderplanung Neuer, Farfán, Raúl

以下、掲示板から
Schalke公式 ラングニック記者会見 (45分もしゃべったらしい)

Q:この時期からの監督就任について
これは隠すことでもなんでもなく、私自身は7/1からどこかのチームの監督の職に就くつもりでいた。
Schalkeから話があった時も最初はそう伝えていた。しかしホルスト・ヘルトとクレメンス・テニースとの長い話し合いの結果、このような例外的なことになった。
フェリックス・マガトがシーズン終わりまで監督をするという可能性が無くなったことが明らかになり、
比較検討することが重要になったのだ:つまり私はすぐに監督を始めるか、それとも暫定的な監督として(シーズン終了まで)務めるか。そして同時にはっきり明確になった、私は今すぐに必要とされていると。

Q:Schalkeに復帰したことについての感想
サッカーをまた始めるということは、みんなも判るだろうが、なにか家に帰ってくるような気持ちだ。
私にとっては、とても思い入れが強かった、昔の仕事場に帰ってきた気持ちだよ。ここは私にとって非常に居心地が良いし、ファンや、アリーナや周りの環境が、いつも本当に鳥肌が立つような雰囲気を運んできてくれるのだ。

Q:サポートするコーチ陣の選抜は?
候補となるメンバーと話はしている。今までも一緒に働き、チームを技術的、戦術的に育成する手助けをしてくれたメンバーに加わって欲しいと思っている。

Q:現在のチームのパフォーマンス、能力について
チームの能力はブンデスリーガの順位表に反映されている。今の順位はチームパフォーマンスの現実的なレベルを物語っている。シャルケにはもちろんいつでも上位へ飛び出せる力があると思っていたしそのような試合もあった。
(上位へのジャンプアップが)可能だと評価していないかもしれないが。
例えばチャンピオンズリーグでは、勝ち点24(8戦)のうち17点稼いでいる計算だ(予選で13点、決勝一回戦で1stが引き分けで1点、2nd勝ち3点の計算か?)。さらにはDFBポカールの決勝進出もある。だが、下向きにも暴走してしまう場合もある。その一例がLeverkusen戦だった。

Q:短期的なチーム力の見通しについて
今私にとって重要なのはSt.Pauli戦だ。なるほど我々は両方のPokal戦(CLとDFB-Pokal)に残っているが、しかしブンデスリーガでは少なくとも2勝を上げなければならない。まずはSt.Pauli戦だ。

Q:チームの規模(人員)について
契約下の全ての選手がトップチームでトレーニングしようとしたら、きちんとしたトレーニングをするのは難しい。
では実際に31人がいいのか38人がいいのかというのは、つまりはトップチームの人数の定義の問題だ。30人を割り込めば、また目的に合わせたトレーニングはできない。従って、チームを適切な規模へ縮小することは次のシーズンに向けての課題の一つだ。まぁ、まだ先の話だが。

Q:新戦力の補充について
新しい選手を獲得することについては良く考えねばならない。トップチームを小さくしようとしているならね。今この時点では最重要事項ではない。

(ここからインタビューの聞き取り含む)

Q:シャルケにおける将来の目標を
まずは次の数週間で良い成果(勝利)を上げたい、またプレースタイルもさらに改良していきたいし、それを良く認識してもらう必要がある。それぞれの役割の観点からね。私が監督に就任したからには、またファンのことを考えねばならない。ファンが我々の12人目の選手となってくれれば、それは心強い武器となる。
次の9日間でチームのメンバーとお互いを知ることができると思う。もちろんトレーニングのやり方なども。St.Pauli戦では少しでも良い試合を見せられるといいと思っている。

(インタビューの聞き取りなんで判るとこだけ)

Q:マヌエル・ノイアーについて (彼の契約は2012年6月末まで)
今週、来週にも彼とは話し合いの場を持ちたい。来季、また再来年以降もSchalkeに残ってもらえるかどうか。彼との話し合いはチーム作りと並んで最重要事項だ。彼には長期間Schalkeに居てくれることを望んでいる。

Q:ジェファーソン・ファルファンについて
昨日は試合自体良くなかったし、ファルファンが出場していなかったが、彼は間違いなく重要なSchalkeの武器になっている。バレンシア戦ではマヌエル・ノイアーと並んで、スペインに引けを取らない、むしろそれ以上のレベルを見せてくれた。彼はSchalkeに何とかして可能な限り長く居てもらいたい選手だ。

Q:ラウールについて
彼は本当に素晴らしい選手だ。マガトの彼に対する評価を支持するよ。しかし昨日などは孤立するシーンがありチームの意思を体現していたとは言い難い。
(声を大にして)彼を生かすために周りの選手はもっとサポートするべきだし、彼が正しいポジションでプレーできるようにボールに向かっていくべきだ。
(この辺から机を叩きながら)昨日の試合では特筆すべきことは何もなかった。だいたい、Schalkeは昨日の試合で何回Leverkusenからボールを奪い取ることができたかね? 1対1でも3-4人の混戦でも、だ。
ラウールのような選手は昨日のような試合運びでは負担が大きくなる。もっと選手たちは互いに助けになるような働きをしなければならない。そうしてラウールをサポートするべき。
昨日は他の重要な何人かの選手が抜けていたこともあるが、プレーの重要な要素であるスピードとテンポが、ファルファンが普通に見せているようなレベルのものが抜け落ちていた。

0 コメント: